B1新潟アルビレックスBBは2日、新年初練習をアオーレ長岡で行った。スモールフォワード(SF)池田雄一主将(34)が、最初の公式戦になる4日の全日本選手権準々決勝(さいたまスーパーアリーナ)で白星を挙げ、クラブ初の4強入りを誓った。

 「間違いなく大切な試合」。池田主将は初練習に臨んだ意欲を、三河戦に向けた。年末の栃木戦(12月29、30日)から2日間のオフを挟んで練習を再開。池田主将は31日を完全休養にあて、1日は長岡市内のジムでウエートトレーニング。「年末年始はいつも試合なので、特に変わった過ごし方はしません」。新年のにぎわいをよそに、いつも通りに調整した。

 現在、リーグ戦は4連敗中で中地区5位。三河にも4戦全敗。全日本選手権で難敵を倒せば、リーグ戦にも弾みがつく。リーグ戦の三河戦では、池田主将は4試合中3試合で3点シュートを2本以上決めている。「がっちりとした守備をしてくる相手ではない」。隙を突いて1本を狙う。初詣はまだ済ませていないが、「昨年から変化する年にしたい」という決意がある。新年初戦の白星で流れを変える。【斎藤慎一郎】