「はりみう」のベスト8ならず-。混合ダブルス4回戦で、平野美宇(17)張本智和(14=ともにエリートアカデミー)組は14年覇者の張一博(32=東京アート)森薗美咲(25=日立化成)組に2-3と逆転負けし、準々決勝進出を逃した。

 一時は2-1と優位に進めていたが、最後は元全日本王者組の底力を見せつけられた。平野は「良いペースだったが、自分のミスが多くなって、負けた。すごく悔しい」と視線を落とした。

 個々の技術は世界トップクラスも、ダブルス、とくに男女の強弱の違いもある混合では、さらにコンビネーションが求められる。年末年始にわずか6日間だけの調整だっただけに、平野は「まだまだ個人の力で戦っている」と反省した。平野は明日18日からは連覇のかかるシングルスが始まる。「気持ちを切り替えて一戦ずつ頑張りたい」と前を見た。