ラグビーの19年ワールドカップ(W杯)欧州予選最終日は18日、ブリュッセルなどで行われ、2位スペインがベルギーに10-18で敗れたため、6勝2敗の勝ち点29で日程を終えトップに立っていたルーマニアの1位が確定した。W杯出場は9大会連続9度目。1次リーグはA組に入り、19年9月20日の開幕戦で日本と対戦する。

 欧州予選は2年間の欧州選手権の勝ち点で争われた。スペインは6勝2敗の勝ち点26で2位となり、ポルトガルとのプレーオフに回る。プレーオフ勝者は、W杯1次リーグA組の残る1枠を懸けて、6月にオセアニア予選3位のサモアと対戦する。

 ルーマニアは世界ランキング17位で、W杯は87年の第1回大会から連続出場を続けている。日本とは、昨年6月に来日して21-33で敗れるなど過去6度の対戦で、ルーマニアの1勝5敗。チームの愛称は協会エンブレムにちなみ「オークス(樫の木)」。スクラムの強さで知られる。