ショートプログラム(SP)14位の田中刑事(23=倉敷芸術科学大大学院)がフリー156・49点の合計236・66点にとどまった。

 冒頭の4回転サルコーで手をつき、続く4回転サルコー-2回転トーループは決めたものの、中盤以降のジャンプで乱れが生じた。

 演技後は顔をしかめて、渋い表情。イタリアにゆかりのあるフリー「フェデリコ・フェリーニメドレー」で会心の笑顔とはいかなかったが、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)を戦ったこだわりの曲で1年の最後を締めくくった。