男子100キロ超級では小川直也氏の長男の雄勢(21=明大)が初優勝し、代表入りへ前進した。

 男子100キロ超級の小川は決勝でリオオリンピック(五輪)銀メダルの原沢久喜に反則勝ちし、初優勝した。先に2つ目の指導を取られたが延長戦に入ると果敢に攻め、相手のスタミナを奪った。「昨年は1回戦で(原沢に)力の差を見せつけられた。昨年の自分を超えることはできたかな」と胸を張った。父直也氏は「『若いからスタミナを武器にしろ』と助言した。もっともっと強くなるね」と絶賛した。