日本水連は9日、都内で会見を開き、パンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)とジャカルタ・アジア大会(同18日開幕)の日本代表を発表した。日本選手権4種目で優勝と日本新記録を出した女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)らが選ばれた。池江は両大会で初出場となる。

 14年仁川アジア大会は萩野が大会MVPを獲得。池江は、萩野に続く快挙への意欲を問われ「自信があるか、と言われたら今はないですが、やるからには自分がMVPを取るぞ、という気持ちでやりたい」。日本選手権を最後に池江の指導を離れる村上二美也コーチに結果で恩返しする構え。その姿に萩野は「無限の可能性じゃないですかね。僕も負けないように頑張る」。日本代表はパンパシ選手権が22人、アジア大会は男子背泳ぎ古賀を加えた23人となった。今後はジャパン・オープン(5月24日開幕、東京)で追加選考を行う。