2020年東京オリンピック(五輪)に向けて準備状況を確認する国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会の事務折衝「プロジェクトレビュー」が23日、東京都内で始まった。

 組織委の森喜朗会長は冒頭のあいさつで前日の22日に行われた平昌五輪フィギュアスケート男子金メダリストの羽生結弦(23)の仙台祝賀パレードを紹介。「あれだけの人が集まり、新聞が1面で報じる」とスポーツの「力」を強調した。また、今月初旬に広島で行われたアーバンスポーツの祭典FISEにも触れ「子どもからお年寄りまで2日間で8万人以上が集まり、過去にない雰囲気だった。スポーツの世界はすごいことになる」と話した。

 折衝は24日まで行われる。