決勝の10時間が経過し、初優勝を目指すトヨタは小林可夢偉らの7号車がトップ、予選でポールポジション(PP)を獲得した中嶋一貴らの8号車が約2分10秒差の2番手を快走、後続を大きく引き離している。

 頂点に立てば、日本メーカーとして1991年のマツダ以来2度目。3人のドライバーが交代して周回数を競い、午後3時(日本時間同10時)にゴールする。

 最高峰のLMP1クラスで予選1、2番手につけたトヨタは、F1シリーズで総合王者に輝いたフェルナンド・アロンソ(スペイン)が8号車でルマンに初参戦した。