女子テニスのツアー最終戦WTAファイナルズが、21日、シンガポールで開幕する。年間ツアー最終上位8人だけが出場できるエリート大会で、世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が初出場する。

日本女子としては03年杉山愛以来、15年ぶり史上3人目の出場となる。過去、94年に初出場した伊達公子のベスト4が日本女子最高成績で、決勝に進んだ選手はいない。

最終戦出場日本女子全成績

▼1994年 伊達公子 ベスト4 1回戦 6-3、6-0 ハック(ドイツ)、準々決勝 2-6、6-4、7-6 マルティネス(スペイン)、準決勝 6-4、0-6、3-6 サバティニ(アルゼンチン)

▼1995年 伊達公子 ベスト8 1回戦 5-7、6-3、6-4 ノボトナ(チェコ)、準々決勝 6-3、2-6、1-6 フーバー(ドイツ)

▼1996年 伊達公子 ベスト8 1回戦 5-4棄権 セレシュ(米国)、準々決勝 1-6、2-6 ヒンギス(スイス)

▼2003年 杉山愛 1次リーグ1勝2敗で敗退 初戦 5-7、6-7 カプリアティ(米国)、2戦目 4-6、3-6 ミスキナ(ロシア)、3戦目 6-2、6-4 エナン(ベルギー)

94~96年は出場16人でのトーナメント方式。03年は出場8人を4人ずつ2組に分け1次リーグを行い、各組上位2人が準決勝に進出する。