大坂が、日本人初の年間MVPの快挙を逃した。女子テニスのツアーを統括するWTA(女子テニス協会)は19日、ツアー最終戦WTAファイナルズが行われるシンガポールで、今季の年間表彰選手を発表。世界4位で、全米優勝の大坂なおみ(21=日清食品)は年間最優秀選手を逃した。

大坂を含む、世界1位で全仏優勝のハレプ(ルーマニア)、同2位で全豪優勝のウォズニアッキ(デンマーク)、同3位でウィンブルドンの覇者、ケルバー(ドイツ)、同7位で年間5勝を挙げたクビトバ(チェコ)の5人が候補としてノミネートされていた。投票は、世界のテニス担当記者や関係者によって行われた。

大坂は、16年に最優秀新人賞を獲得している。