新潟アルビレックスBBは88-72で横浜ビー・コルセアーズを破り、連敗を止めた。試合開始のティップオフで、PFラモント・ハミルトン(34)が着地で右ひざを負傷し、離脱。いきなりアクシデントに見舞われたが、全員でカバーした。

得点源の1人、ハミルトンを欠くピンチが逆にチームの結束につながった。PG五十嵐圭(38)Cダバンテ・ガードナー(27)は前半は20分間フル出場。初スタメンのSG/SF上江田勇樹(31)が前半で3本の3点シュートを含む11得点を挙げるなど、45-32と主導権を握って折り返した。

新潟は後半に入ってもリードを保つ。PG柏木真介(36)が合計16得点、ガードナーは39得点と、安定した攻撃力を発揮。アクシデントを乗り越えてアウェーで勝利をつかんだ。庄司和広監督(44)は「日本人選手が千葉戦からステップアップしてくれた。柏木、五十嵐らがゲームをコントロールしてくれた」と話した。