競泳男子で16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)代表の古賀淳也(31=第一三共)が、ドーピング検査で陽性反応を示したことで国際水泳連盟から4年間の資格停止処分を正式に通達されたことが31日、分かった。関係者によると、通達は25日で、処分に不服がある場合は、スポーツ仲裁裁判所に提訴することができる。

古賀は今年3月の世界反ドーピング機関の抜き打ち検査で、尿検体から筋肉増強効果がある禁止物質が検出されていた。8月下旬に国際水連の公聴会に出席。禁止薬物は服用したサプリメントに混入していた可能性が高く、意図的でないと主張して原則4年となる資格停止の軽減を求めたが、受け入れられなかった。