全国高校選手権に3年ぶり出場を決めている能代工(秋田)が18日、秋田・能代市総合体育館で開催されたBリーグ1部の秋田-新潟戦の前座試合を行い、東北学院大(宮城)に64-67と敗れた。

第1Qで21-7とリードしたが、第3Q終盤に逆転を喫した。この日に行われた全国選手権(12月23日開幕)の組み合わせ抽選会では、1回戦で美濃加茂(岐阜)との対戦が決定。大学生相手に19得点を挙げたエース新田由直(3年)は「出だしは良かったが、最後は粘り切れなかった。ボールと人がしっかり動いて、もっとシュートを打てるようにしないといけない」と、課題を明確にした。

12月の全日本大学選手権に出場する東北学院大の佐藤善亮主将(4年=聖和学園)も「忘れかけていたリバウンドの大事さを能代工に教わった。選手権は1回戦(明大戦)を突破したい」と意気込んだ。