バスケットボールのB1秋田ノーザンハピネッツは27日、ジョゼップ・クラロス・カナルス(愛称ペップ)ヘッドコーチ(HC、50)が契約満了により、今季限りでの退任を発表した。

ペップHCはB2に降格した17-18年シーズンから秋田を率い、情熱的な指導でチームを鼓舞した。1年目はB2でトップの54勝(6敗)を挙げて1年でB1復帰に導いた。今季は17勝43敗で東地区5位、B1全体では15位で降格プレーオフを免れた。

それでも2年で退任することになり、「みなさんに明日が私にとって秋田で過ごす最後の日になることをお知らせします」と今日28日のファン感謝祭終了後に、秋田を離れることを報告。「この2シーズンは素晴らしいものでした。日本の文化から多くのことを学び、秋田のみなさんからこれまでの経験の中で一番の温かい愛情を感じることができました」と、ブースターの声援に感謝した。