世界ランキング6位の錦織圭(29=日清食品)が、元5位で同82位のツォンガ(フランス)を下し3回戦に進んだ。次戦は同32位ラスロ・ジェレ(セルビア)と対戦する。



錦 織4-6
6-4
6-4
6-4
ツォンガ

■錦織のコメント「(ツォンガは)2回戦で普段は当たる相手じゃないので、タフな試合だった。(第4セットで)0-3から(同セット5ゲームで)ブレークバックできて追いつけたのが大きかった。(第3セット第2ゲームの)ダウンからブレークで追いつけた。自分のテニスを貫いて、リターンゲームでもチャンスがあると思っていた。リターンゲームで集中してやっていた。(次の3回戦は初対戦のジェレ)彼もいいテニスをするし、クレーでもいいプレーをするので頑張りたい」

ツォンガ戦に勝利し、歓声に応える錦織(撮影・山崎安昭)
ツォンガ戦に勝利し、歓声に応える錦織(撮影・山崎安昭)

第4セット


    101112
錦  織       
ツォンガ         

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。試合は3時間を経過。15オールからドライブボレーを決めて30-15。最後は40-15からツォンガのフォアがサイドアウトとなり試合終了。錦織は5年連続6度目の3回戦進出

▼第9ゲーム ツォンガのサーブ。40-15から錦織のバックがネットとなりキープ

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。40-0からフォアハンドウィナーを決め、ラブゲームでキープ

▼第7ゲーム ツォンガのサーブ。15-40から錦織のフォアがコードボールとなり、またもブレーク。4ゲーム連取

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。30-30から絶妙なドロップショットを決めて40-30。最後はフォアハンドウィナーでキープ

▼第5ゲーム ツォンガのサーブ。15-30から錦織のリターンはアウトとなり30オール。30-40から錦織にリターンエースを決められジュース。アドバンテージを錦織に握られ、最後はフォアがサイドラインアウト。錦織にブレークを許す

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。40-15からサービスポイントでキープ

▼第3ゲーム ツォンガのサーブ。ラブゲームでキープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。ツォンガの3連続ポイントで0-40。連続ポイントで30-40としたが、錦織のフォアがアウト。ツォンガにブレークを許す

▼第1ゲーム ツォンガのサーブ。30-40から錦織のリターンは惜しくもアウトとなりジュース。4度のジュース後、ツォンガが苦しみながらもキープ。錦織は4度のブレークチャンスを逃した…

ツォンガを下し、3回戦進出を決めた錦織(AP)
ツォンガを下し、3回戦進出を決めた錦織(AP)

第3セット


    101112
錦  織       
ツォンガ         

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。40-0からフォアハンドウィナーでラブゲームキープ。第3セットも錦織が連取。セットカウント2-1とリード

▼第9ゲーム ツォンガのサーブ。30-30からロブショットを放ち、錦織に反応されるもアウトとなり40-30。バックハンドがネットとなりジュース。2度のジュース後、フォアがネットとなり錦織にアドバンテージ。最後もフォアをネットに掛け、錦織にブレークを許す。第3セットの行方を左右する大きなブレークに、会場も静まりかえる

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。ファーストポイントは錦織のフォアハンドウィナー。ラブゲームで錦織がキープ

▼第7ゲーム ツォンガのサーブ。30オールから錦織のリターンをネットに掛け30-40。錦織のバックハンドがネットに掛かりジュース。2度のジュース後、最後はフォアハンドウィナーを決めて苦しみながらもキープ

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。15-15となったところで試合が2時間を経過。15-30からボレーを決めて30オール。最後は40-30からポイントを奪ってキープ

▼第5ゲーム ツォンガのサーブ。30-30からネットに出てボレーを決める。スタンドから「ツォンガ!」コールが起こる。40-30から最後はサービスエースを決めてキープ

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。30-40からバックハンドでダウン・ザ・ラインを決めてジュース。4度のジュース後、最後はツォンガのバックハンドがアウト。錦織がピンチを凌いでキープ

▼第3ゲーム ツォンガのサーブ。30-15から錦織のリターンエースで30オール。バックハンドがネットとなり30-40。最後は、第1サーブに時間をかけすぎたとの罰則でフォールトの扱いに。第2サーブで錦織にリターンエースを決められ、ブレークバックを許す

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。15-15からドロップショットが決まる。40-30からフォアがアウトとなりジュース。ツォンガにアドバンテージを握られた錦織はフォアをネットに掛け、ツォンガにブレークを許す

▼第1ゲーム ツォンガのサーブ。30-15からワイドへサービスエース。40-30から錦織のスマッシュがアウトとなりキープ

ツォンガ戦で得点を奪って吠える錦織(撮影・山崎安昭)
ツォンガ戦で得点を奪って吠える錦織(撮影・山崎安昭)
ツォンガ戦の第3セットを取ってガッツポーズの錦織(撮影・山崎安昭)
ツォンガ戦の第3セットを取ってガッツポーズの錦織(撮影・山崎安昭)

第2セット


    101112
錦  織       
ツォンガ         

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。15-15からバックハンドウィナーで30-15。ツォンガのバックが大きくアウトとなり40-15。最後もツォンガのリターンアウトで、錦織が第2セットを奪取

▼第9ゲーム ツォンガのサーブ。40-0からフォアハンドウィナーでラブゲームキープ

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。30-0からバックハンドがネット…。ミスに思わずしゃがみ込む。40-15からツォンガのバックがアウトとなりキープ

▼第7ゲーム ツォンガのサーブ。40-15からボレーを決めてキープ

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-15からツォンガのリターンにミスが出てキープ

▼第5ゲーム ツォンガのサーブ。40-30から長いラリーとなったが最後はボレーを決めてキープ

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。ラブゲームでキープ

▼第3ゲーム ツォンガのサーブ。40-15からバックハンドをダウン・ザ・ラインに沈めてキープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。0-30から3連続ポイントで40-30。フォアがサイドラインアウトとなりジュース。2度のジュースの末、最後は錦織がボレーを決めて苦しみながらもキープ。両選手ミスも多く、お互い怒りをあらわにする場面も見られた

▼第1ゲーム ツォンガのサーブ。30-30から錦織のロブショットにラケットを投げるもボールに届かず…30-40。最後は錦織にフォアハンドウィナーを決められブレークを許す

バックハンドを放つ錦織(ロイター)
バックハンドを放つ錦織(ロイター)

第1セット


    101112
錦  織         
ツォンガ       

◎はブレーク、○はキープ、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。最初のポイントはツォンガ。ダブルフォールトで0-30。さらにバックハンドがアウトとなり0-40。最後はダブルフォールトが出て、ラブゲームでツォンガにブレークを許す。ツォンガが第1セットを先取

▼第9ゲーム ツォンガのサーブ。40-15の場面で錦織はラケット変更。最後は錦織のフォアハンドがサイドラインアウトとなりキープ

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。30オールからツォンガにドロップショットを決められ30-40のピンチ。しかし、錦織もドロップショットを決めてジュースに。2度のジュースの末、最後は錦織のバックハンドがネット。ツォンガにブレークバックを許す

■ニューボールとなり、ツォンガはラケットを変更

▼第7ゲーム ツォンガのサーブ。15-30からバックハンドがアウトとなり15-40。最後はフォアがネットに掛かり、錦織にこの試合初のブレークを許す

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-30から錦織のフォアハンドクロスがアウトとなりジュース。最後はツォンガのリターンがアウトとなりキープ

▼第5ゲーム ツォンガのサーブ。0-40のピンチから3連続ポイントでジュース。2度のジュースを経て、最後はフォアハンドのウィナーを決めて苦しみながらもキープ

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。40-15からワイドへのサービスにツォンガのリターンがアウトとなりキープ

▼第3ゲーム ツォンガのサーブ。40-0からフォアハンドウィナーでラブゲームキープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。40-15からツォンガのリターンがアウトとなり、錦織がキープ

▼第1ゲーム ツォンガのサーブ。40-30からフォアハンドクロスがアウトとなりジュースとなったが、最後は錦織のバックハンドショットがネットに掛かり、苦しみながらもキープ

試合前 コイントスに勝った錦織がレシーブを選択

ツォンガ戦でタオルを肩にかけてコートチェンジする錦織(撮影・山崎安昭)
ツォンガ戦でタオルを肩にかけてコートチェンジする錦織(撮影・山崎安昭)
トスを上げるツォンガ(AP)
トスを上げるツォンガ(AP)
会場入りする錦織(AP)
会場入りする錦織(AP)

◆1回戦はストレート勝ち