関東学生アメリカンフットボール連盟は慶大に事実上の降格処分を下した。第4節以降を棄権により、TOP8リーグの最下位(8位)扱いとすると18日に発表した。下位リーグBIG8との入れ替え戦にも出場しないため、来季はBIG8降格が決まった。17日に都内で臨時理事会を開き、事情聴取した上で決定した。今後棄権する試合は相手の不戦勝で、不戦敗の慶大の最終成績は2勝5敗となる。

慶大は8月に伊豆での夏合宿中に男子部員が女子部員の風呂を盗撮したことで、15日に無期限で活動自粛を発表した。久保田監督はすでに辞任し、山田助監督が監督代行となり、田中部長主導で再生プロジェクトを立ち上げている。

BIG8は昨季反則問題で出場停止処分の日大が復帰し、現在は横国大とともに3連勝で首位を並走している。1位はTOP8に自動昇格となり、2位はTOP8の7位との入れ替え戦となる。