SP首位の紀平梨花(17=関大KFSC)はフリー148・98点、合計230・33点で2位となった。同10位の本田真凜(18=JAL)は同120・06点、合計179・26点で6位に入った。
同166.62点、合計241.02点で15歳のアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がSP3位から逆転優勝した。3位は同139・27点、合計217・49点のユ・ヨン(15=韓国)となった。
紀平梨花
3A+2T/3A/3F/FCSp/3S/StSq/3F+3T/2A+2T+2Lo/CCoSp/ChSq/3Lo/LSp
冒頭の3回転アクセルではバランスを崩し連続にできず。しかし次の3回転アクセルで連続ジャンプにしリカバー。その後の3回転フリップやサルコーも着氷した。後半の連続ジャンプや3連続ジャンプなど大きなミスもなく演技した。ステップやスピンはレベル4を獲得。演技後は何度かうなずき笑顔を見せた。
本田真凜
3Lz/3F+3T/3S/2A+3T/CCoSp/StSq/3Lo/3F+2T+2Lo/FSSp/ChSq/2A/LSp
冒頭の3回転ルッツを華麗に着氷。連続ジャンプの2本目が2回転になったが、その後のジャンプも着氷した。後半のジャンプでは3連続ジャンプの構成をダブルアクセル-1オイラー-2回転サルコーに変更。スピンなどではレベル4を獲得した。演技後は、笑顔を見せ両手を挙げガッツポーズをみせた。
アレクサンドラ・トルソワ
4S/4Lz/4T+3T/2A/CCoSp/ChSq/4T+1Eu+3S/3Lz+3Lo/3Lz/FCSp/StSq/FCCoSp
冒頭の4回転サルコーは転倒 続く4回転ルッツは着氷、4回転-3回転の連続トーループも速い回転から着氷した。後半の4回転トーループからの3連続ジャンプや3回転のコンビネーションジャンプなども難なく着氷した。
エフゲニア・メドベージェワ
ユ・ヨン
<フリー成績と合計点>
順位 | 選手 | 得点 | SP | フリー |
---|---|---|---|---|
1 | アレクサンドラ・トルソワ | 241.02 | 74.40 | 166.62 |
2 | 紀平梨花 | 230.33 | 81.35 | 148.98 |
3 | ユ・ヨン | 217.49 | 78.22 | 139.27 |
4 | ブレイディ・テネル | 211.31 | 72.92 | 138.39 |
5 | エフゲニア・メドベージェワ | 209.62 | 62.89 | 146.73 |
6 | 本田真凜 | 179.26 | 59.20 | 120.06 |
7 | キム・イエリム | 176.93 | 61.23 | 115.70 |
8 | セラフィマ・サハノビッチ | 175.97 | 62.63 | 113.34 |
9 | アレクシア・パガニーニ | 166.20 | 60.68 | 103.78 |
10 | ガブリエル・デールマン | 164.34 | 63.94 | 100.40 |
11 | アリシア・パインオー | 161.37 | 57.59 | 103.78 |
12 | ベロニク・マレ | 147.79 | 51.90 | 95.89 |
<出場選手の滑走順とSP点>
<第1グループ>
ベロニク・マレ(25=カナダ)51.90
本田真凜(18=JAL)59.20
アリシア・パインオー(20=カナダ)57.59
アレクシア・パガニーニ(17=スイス)60.68
セラフィマ・サハノビッチ(19=ロシア)62.63
キム・イエリム(16=韓国)61.23
<第2グループ>
ガブリエル・デールマン(21=カナダ)63.94
エフゲニア・メドベージェワ(19=ロシア)62.89
ブレイディ・テネル(21=米国)72.92
ユ・ヨン(15=韓国)78.22
アレクサンドラ・トルソワ(15=ロシア)74.40
紀平梨花(17=関大KFSC)81.35