瀬戸大也(25=ANA)が男子400メートル個人メドレー予選に登場し、4分1秒42で全体の1位で通過した。ロクテ(米国)の世界記録3分55秒50の更新を掲げており、午後の決勝に向けて、好スタートとなった。

瀬戸は「すごく調子がよさそうに感じる。泳いでいても楽だなと感じた。決勝では6秒上げて、世界記録を出したい」と手応え十分。2日前の24日に米高地合宿から帰国したばかり。時差調整もうまくいって、高地で強化した持久力を武器にして、一気に世界記録を狙う。「予選で4分1秒台はなかなかないと思うので、決勝で狙えると思う。予選から(好タイムで)来ているので、いいニュースを届けられるようにしたい」と意気込んだ。

春先の休養からの復帰4戦目となった萩野公介(25=ブリヂストン)は、100メートル個人メドレー予選で53秒54をマークして、全体の1位で決勝に進出した。