男子100キロ超級の敗者復活戦で「2世対決」が実現した。95キロ超級で五輪2連覇した故斉藤仁さんの次男、立(たつる、東京・国士舘高)と92年バルセロナ五輪同級銀メダルの小川直也氏の長男、雄勢(パーク24)が初対戦。

序盤から大外刈りや大内刈りで攻め続けた斉藤が、反則勝ちで決着をつけた。「2世対決とかどうでもよい。それよりも3位決定戦で勝ちきれなかった自分に腹が立つ。良いところがなく終わった」と、17歳の大器は肩を落としていた。