2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会は9日、昨年12月末に宿泊棟が完成した東京・晴海の選手村の概要を公表した。

外廊下は車いすが擦れ違えるよう幅を広くし、障がい者に配慮した。部屋に置く家具も、クローゼットは車いすに乗ったままハンガーが掛けられるようにした。

選手村は約44ヘクタールの敷地に、14~18階建ての宿泊棟が21棟並ぶ。計約3800戸あり、各戸を数部屋に仕切ってそれぞれベッドを1~2台置く。五輪時は約1万8千ベッド、パラリンピック時は8千ベッドを用意する。