天理大が交流試合を3連勝で飾った。スーパーラグビー(SR)の日本チーム「サンウルブズ」でも活躍した、CTBシオサイア・フィフィタ(4年)は、初めてのゲームキャプテンを任され、2トライと活躍した。

14-0の前半38分、ゴール前のスクラムからパスをつなぎ、1本目のトライ。さらに、21-7の後半19分、ゴール前のラックから飛び込んで2本目を決めた。

ただ、後半は相手に2トライを決められるなど、押し込まれた場面もあった。フィフィタは「ミスが多く、ペナルティーも多かった。これを課題として、リーグ戦をがんばっていきたい」と説明した。

リーグ初戦の摂南大戦(11月7日、天理親里)まで残り2週間。小松節夫監督は「リーグに向けて万全な準備が出来たとは言い切れない。ゲームをしながら準備をしていく」と語った。