バスケットボールのB1秋田ノーザンハピネッツは25日、野本建吾(28=写真)の新型コロナウイルス感染を発表した。

14、15日にアウェーで対戦した千葉の選手・チームスタッフから同感染者が出たことで、22日にスタッフを含む全員が同ウイルスの抗原検査を受け、全員の陰性を確認。ただ同日にリーグ統一検査の検体を送ったところ、24日にリーグから野本に陽性反応があるとの連絡があった。野本はこの日、秋田市保健所指定の医療機関でPCR検査を受け、正式に陽性判定となった。

野本は発熱等がない無症状で、体調には問題ないという。14日は18分1秒の出場で3得点、15日は22分38秒の出場でチームトップの14得点を挙げた。16日以降は、練習参加以外は日常生活の範囲での外出にとどめている。他の選手とチームスタッフは24日の検査結果判明後は自宅で待機。この日、同保健所から濃厚接触者に該当しないとの報告を受けことで、感染症対策を徹底した上でチーム活動およびクラブ活動を実施していく。