全日本柔道連盟は30日、体重無差別で争う全日本女子選手権(12月27日、東京・講道館)の組み合わせを発表した。

17年世界選手権52キロ級銀メダルで、推薦枠で初出場する48キロ級の角田夏実(了徳寺大職)は、初戦の2回戦で東京五輪57キロ級補欠の玉置桃(三井住友海上)と白石麻葵佳(立命大)の勝者と対戦する。勝利して順当に進めば3回戦で78キロ超級の冨田若春(コマツ)と当たる。

52キロ級で17年世界女王の志々目愛(了徳寺大職)は、初戦の2回戦で16年リオデジャネイロ五輪78キロ級代表の梅木真美(ALSOK)と橋高朱里(金沢学院大教)の勝者と対戦する。

第1シードに18年世界選手権78キロ超級金メダルの朝比奈沙羅(ビッグツリー)が入り、東京五輪78キロ超級代表の素根輝はエントリーしなかった。

これまで「推薦枠」は前年の決勝進出者や五輪・世界選手権覇者らに限られていたが、今大会は東京五輪代表や補欠、19年グランドスラム・大阪大会優勝者らに対象を拡大した。