ワールドカップ(W杯)ジャンプ女子の開幕戦で、高梨沙羅(クラレ)が88メートル、89・5メートルの合計240・1点で3位に入った。通算101度目の表彰台。

19歳のマリタ・クラマー(オーストリア)が94メートル、96メートルの253・6点で快勝し、W杯通算2勝目を挙げた。伊藤有希(土屋ホーム)は5位、丸山希(明大)は25位、岩渕香里(北野建設)は29位だった。

ジャンプ女子のW杯は今月上旬に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で約2週間ずれ込んだ。

▽高梨沙羅の話 いい形でスタートを切ることができた。自分のやるべきことに集中できたので、それでついてきた結果なのかなと思う。自信につながった試合ではあった。

▽伊藤有希の話 もちろんまだまだ課題はたくさんあるが(現地入りしてから)1本ずつ着実に内容は良くなっていた。またさらに上を目指せるようにしたい。(共同)