将来の日本のエース候補で中学1年の松島輝空(そら、13=JOCエリートアカデミー)が男子ジュニア史上最年少優勝を逃した。準々決勝で篠塚大登(愛知・愛工大名電高)に2-3で敗れた。松島はこの日「13歳260日」で優勝すれば、張本智和の持つ最年少V記録「14歳205日」を更新できていた。

篠塚は過去「3試合ぐらいして」全敗。サウスポー同士で第1ゲームを失い、2ゲーム連取したが、第4、5ゲームを落として逆転負け。第5ゲームは4-11と大差をつけられた。

松島はマスク姿でのリモート会見で鼻をすすり上げながら「自分より格上の相手。自分ができるプレーは全部出した。相手が強かったです」。この日は一般のシングルスも3回戦で敗退した。ジュニアで4強に残った岡野俊介(愛工大名電高)に0-3。「まだまだレベルが足りない」。13歳には厳しい1日となった。