女子ジュニアで大藤(おおどう)沙月(16=四天王寺高)が2連覇を達成した。同じ強豪・四天王寺高の横井咲桜との決勝は、11-9、11-7、11-9と3-0のストレートで制した。

大藤は「連覇を達成できて本当に良かった」という。2年前のシニアのファイナリスト木原美悠、昨年のジュニア準優勝の小塩遥菜ら、自分と同じV候補が早い段階で姿を消し、準々決勝からは3戦連続で互いに手の内を知り尽くした“同門対決”だった。「強い選手ばかり。連覇へのプレッシャーはなく、向かっていこうと思って、その通りできました。安定して勝っていけた」と喜んだ。

ジュニアの連覇は、石川佳純(06~09年度=4連覇)以来史上6人目となった。「みなさん、世界で活躍する選手ばかり。自分も続いていきたい」。女子シングルスはシード選手として、15日の4回戦から登場する。「ベスト8を目指したい」と話した。