バスケットボールBリーグ1部(B1)の千葉ジェッツは21日、船橋市の非公認キャラクターふなっしーと、チーム強化を目的とした期限付きプロ選手契約を結んだと発表した。

契約期間は2日間で、2月13、14日の信州ブレイブウォリアーズ戦(船橋アリーナ)に登場する。背番号は274。ふなっしーは昨年2月にも千葉と1日選手契約を結んでおり、再加入となる。自身のツイッターで、「年俸は梨3つなっしー♪」と明かした。

ポジションは今年もポイントガード。クラブを通じて、「みんな、こんにちはなっしー。2年連続で千葉ジェッツふなばしの選手になれてすごく嬉しいなっしな。コロナで大変な時期だけどアリーナでみんなに元気を届けるなっしー。今シーズンも、楽しくプレーできますように梨汁ブシャー。おおのHC…バスケがしたいなっしー…」と、先日に映画化が公表された名作マンガ『スラムダンク』の名セリフも交えながらコメントした。

昨季の契約満了後も、ふなっしーの動向を日々チェックしつづけてきたと明かした池内ゼネラルマネジャー(GM)は、「新型コロナウイルスの影響拡大の中でも日本のみならず世界へ笑顔を届けている姿を見て『実も、機も熟した』と感じた」と再オファーに至った経緯を説明。そのうえで、「同じポジションを争う、西村にも勝る愛らしいビジュアルや性格、藤永にも負けない梨並みはずれた運動能力や俊敏性、富樫を超える創造性やカリスマ性で今のジェッツに必ず良いケミストリーを起こしてくれると確信している」と期待を寄せた。

千葉は同日、公式マスコットで子象のジャンボくん(5)とも同様の契約を結んだことを発表。池内GMは「意外と上手なドリブルに比べて、チャームポイントの長い鼻が邪魔になるシュートの課題を克服できるかが、活躍するポイントになる」と課題を指摘したうえで、「自慢の生意気さでチームを鼓舞してほしいですね。そして、インテンシティ高く行動し試合を盛り上げてほしい」とコメントした。