22歳の平岩優奈が3位で復活の表彰台に立った。持ち味の「美しい体操」を披露。伸びやかに4種目をまとめ、「楽しんでできた」と明るかった。「やりたくなってすぐ染めちゃいました」という髪もピンク色で、緊張感漂う他選手とは雰囲気が違う。14年世界選手権では現地練習で右手を骨折し、欠場した。「代表を外れた後は、体操は好きだけど、練習が怖かった。周りに支えてもらい、恐怖心もなくなっていった」。本来の楽しさを取り戻せた、感謝の演技を続ける。