フィギュアスケートのアイスショー「プリンス・アイス・ワールド(PIW)2021」横浜公演(5月1~5日、KOSE新横浜スケートセンター)のリハーサルが30日、同所で公開された。

樋口新葉(20=明大/ノエビア)は「ライオンキング」のプログラムを披露。リハーサル終了後、氷上で取材に応じた。一問一答は以下の通り。

-コロナ禍の中でアイスショーPIWに出演して

樋口 今年は試合の数も少なくて演技を披露する場が少なかったんですが、このプリンスアイスワールドも、ほかのアイスショーでもそうなんですが、お客さんの前で演技できるのが新鮮というか、新しい気持ちで臨むことができています

-見どころは

樋口 (ライオンキングは)試合用のプログラム、フリーの曲です。小さいリンクの中でも存分に、オフの中でも、まとまった演技ができるように。試合のつもりで滑りたいです

-試合用のプログラムをお客さんの前で滑ってみて手応えは

樋口 本番に弱いところがあるので、本番で試合用プログラムを何度も滑ることが大事になる。そこを意識して、アイスショーでも試合用のプログラムを滑らせていただけるので。先週も、何回か滑らせていただいたんですが、本番でジャンプを決める難しさ、緊張感を同じように感じることができるので、すごく大事な機会だなと思っています

-今後の予定は

樋口 小さな地方大会になるべくエントリーしたい。まだどうなるか分かりませんが、練習して試合に出て、になると思います

-来季の目標は

樋口 本番に弱い、メンタルが弱いところがあるので、そこをしっかり分析というかして、試合でミスのない演技ができるようにしていきたいです

本番は1日2公演で午前は11時30分、午後は4時に開演。プリンスホテル独自の新型コロナ対策を講じた上で行われる。【木下淳】