4度目のオリンピック(五輪)出場を目指す上田藍(37=ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)は37位に終わった。

過去2回表彰台に上がった得意のコースだったが、苦手のスイムで出遅れて最下位。ランの追い上げも届かず「スイムは練習できたことが、発揮できていない」と冷静にレースを分析した。もっとも、前向きな姿勢は崩さず「暑さの中で走れていた。もともと暑いのは好きなので」と、酷暑が予想される五輪本番に向けて話した。

新型コロナ禍の東京五輪については「慎重にならざるを得ない」と言葉を選びながら「レースが行われるのは、私たちにとってはうれしいこと。この状況をプラスに変えていくマインドを持って、やっていきたい」と話していた。