全国大学ラグビー選手権で2連覇を目指す天理大(昨季関西1位)と京産大(同3位)が23日、奈良・天理市の同大学グラウンドで対戦。天理大が26-19(前半7-12)で競り勝った。

京産大で今季から指揮を執る元日本代表SOの広瀬監督は辛口だった。関西5連覇中の天理大に先制し、後半25分過ぎまでリードする展開。だが強みのスクラムは一進一退が続き、ラインアウトで攻撃権を失う場面が目立った。対外試合2試合目を終え「課題はたくさん。セットプレーが(課題の)8割。天理も仕上がっていないから、何とも言えないです」と渋い表情。復活へ打倒天理が目標になる。