関西大学Aリーグの京都産業大学ラグビー部を47年間指導した大西健前監督の歩みを振り返る「楽志が実る日~大西健の47シーズン」(宮部真典著、京都新聞出版センター)を、日刊スポーツの読者2人にプレゼントします。

1973年の就任当時は下部リーグにいた同校を、たたき上げの精神で強豪校へと育てた物語です。

強力スクラムは同校の代名詞となり、関西リーグ優勝4度、大学選手権4強入りが7度。大学ラグビー界では67年間、明治大学を率いた北島忠治氏(故人)に続くほどの長い年月を過ごし、2019年度限りで退任しました。

信念は「努力は才能を凌駕(りょうが)する」-。

現監督の広瀬佳司さんや、田倉政憲さん、大畑大介さん、田中史朗さんら、多くの日本代表を輩出。部員をわが子のように愛し、シーズン中には栄養合宿として毎日、ちゃんこ鍋を食べさせて体を大きくさせてきました。

無名の選手たちを集め、ひたむきに日本一という夢を追い続けさせることで、雑草軍団に大輪の花を咲かせようとしてきた京産大ラグビー部の歩みが描かれています。

 

◆応募は郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、〒530・8334(住所不要)日刊スポーツ新聞社報道部「京産大ラグビー本プレゼント」係まで。5月31日必着。

賞品の発送をもって当選発表に代えます。