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今日の誕生日
佐野稔(1955年)→Pick Up!
トマシュ・ベルネル(1986年)
チェコの男子シングル元選手。06年トリノ大会からオリンピック(五輪)3大会連続出場。08年欧州選手権優勝
ニコル・デラモニカ(1989年)
イタリアの女子ペア選手。14年ソチ、18年平昌五輪出場。21年世界国別対抗戦(大阪)にも出場
Pick Up! 佐野稔
日本初の世界選手権メダリストが66歳の誕生日を迎えました。
山梨県で生まれ、精進湖の氷上で4歳の時にスケートを始めました。小学生の時に出会った都築章一郎氏に師事。17歳だった72年から全日本選手権5連覇と活躍し、当時は最高クラスの難易度だった3回転ルッツの跳び手として76年インスブルック五輪にも出場しました(男子9位)。
世界選手権には73年から5年連続で出場。集大成の77年大会では銅メダルを獲得しました。
同年3月5日、東京・国立代々木プール特設リンクで行われたワールド。規定とショートプログラム(SP)が終わった段階で5位につけていた佐野さんは、最終日のフリーで得意の3回転ジャンプを7連発。フリーで2位に2・30の大差をつける最高点を挙げて3位に食い込みました。
当時の記事によると佐野さんの演技終盤には、約9000人のファンで埋まった観客席からは拍手が起こりました。演技を終了した佐野がポーズを決めると、立ち上がったファンの大歓声がやまず、花束が20本ほど投げ込まれたそうです。
日本フィギュアスケート界では、佐藤信夫さんが65年大会で4位になったのが最高成績。当時の佐野さんは「終わった瞬間、やった! メダルだ! と思ったが、頭の中は空っぽで意外に冷静だった。リンクサイドにいる都築コーチとおやじの顔を見たらグッときて涙が出た」と感激のコメントを残しています。そのまま現役引退。有終の美を飾りました。
この大記録は、女子の伊藤みどりさんが89年大会で金メダル、男子では本田武史さんが02年大会で銅メダル、高橋大輔さんが07年大会で銀メダルを獲得するまで、破られることなく長く残りました。
佐野さんは引退後、プロに転向。日本初のアイスショー「ビバ!アイスワールド」を立ち上げました。後に「プリンスアイスワールド」となる公演で日本全国に魅力を伝え、第一線を離れた後も座長として開催に尽力しました。以降、指導者、解説者、日本オリンピック委員会(JOC)の強化コーチとして競技発展に力を注いでいます。
今日の1枚
日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。
21年4月18日、世界フィギュアスケート国別対抗戦のエキシビションで、アンコールに応えてSPを滑る羽生結弦(代表撮影)。
今日の出来事
宇野昌磨が所属クラブ卒業を発表。海外挑戦へ(2019年)





