競泳国際リーグ(ISL)は30日(日本時間7月1日)3季目を前にして、2日間の「ISLドラフト」を終了した。世界各地の10チームが約940人の選手を指名。日本人選手が「東京フロッグキングス」(北島康介GM)以外のチームから、指名を受けるケースもあった。

東京オリンピック(五輪)代表の大本里佳(24=ANAイトマン)は「アクア・センチュリオンズ」(拠点イタリア)に指名された。プロテクト選手などをのぞいた全体ドラフトでは合計110人が指名されて、大本は、全体の61番目に指名された。

今年のISLは、イタリア・ナポリで8月26日に開幕。3季目のオープニングゲームを飾る地元チームから指名された形となった。

同じく東京五輪代表の中村克(27=イトマン東進)は、昨季も所属した「ロンドン・ロアー」(拠点英国)から指名された。全体の102番目だった。

また近大1年で男子バタフライ森本哲平(19=イトマンSS)も「ロンドン・ロアー」から指名された。全体の68番目。中村と森本はチームメートになった。