来年2月の北京オリンピック(五輪)カーリング女子日本代表決定戦(稚内市)を前日に控え、対戦する両チームのスキップが9日に取材に応じ、ロコ・ソラーレの藤沢五月(30)は「練習試合を重ねるごとに、チームの団結力が高まっていると感じている」と手応えを口にした。一方の北海道銀行の吉村紗也香(29)は「明日が楽しみ。チームでやってきたことを、しっかり出していきたい」と意気込みを語った。

大会は最大3日間で5試合を行い、どちらかが3勝した時点で終了。勝った方が、今年12月の世界最終予選(開催地未定)に臨む。

熱戦が繰り広げられた東京五輪パラリンピックが先日幕を閉じ、そして冬の北京五輪開幕まで、残り半年を切った。藤沢は「オリンピックやパラリンピックを通じて、スポーツの力を感じた。そのバトンを受けた冬のスポーツの選手たちが、応援してくださる方たちにお返しする番」と、意気込みを口にする。

夏の東京大会を通じて印象に残った競技として藤沢は、五輪で13年ぶりの金メダルを獲得したソフトボール女子チームや、初の銀メダルに輝いたバスケットボール女子チームを挙げた。そしてパラリンピックではボッチャに注目していたそうで、「カーリングと似ているスポーツと聞いていたが、ちゃんと見るのは初めて。エンドという言葉に親近感を覚えた」。また車いすテニスで金メダルの国枝慎吾が流した涙も「印象的だった」と振り返り、「それだけつらいことを乗り越えてきたんだろうなと思った」と語った。

吉村も東京五輪銀メダルのバスケットボール女子チームの奮闘ぶりに心を打たれたそうで、「戦っていた姿に感動した。自分も頑張ろうと思うことができた」と、刺激を受けた様子だった。