桐蔭学園が、東海大相模を22-9で下し7年連続20回目の優勝を果たした。年末から開催予定の全国高校ラグビー大会の出場権を獲得し、3連覇を狙う。
3大会連続で県予選決勝で顔合わせた両校の一戦は、前半開始直後に動いた。敵陣深くでのキックをカットした桐蔭学園のWTB原小太郎(3年)が、そのままボールをかっさらい先制トライ。チームに勢いを与えた。しかし、東海大相模も譲らず2本のペナルティーゴール(PG)を決めて12-6で折り返した。
後半には東海大相模がさらに1本ペナルティーゴールを決めて、一時3点差に迫られた。それでも、王者は慌てない。じわじわと点差を詰められる嫌な流れを、前回大会でもレギュラーとして活躍したFB矢崎由高(2年)が断ち切る独走トライ。危なげない戦いぶりで、花園の切符を手にした。
藤原監督は「接戦になるだろうとは予想していた」と展開は想定内と言いながらも、コロナ禍により試合経験の少なかった影響でプレー判断の悪さが目立ったと指摘。全国大会まで1カ月余りで改善を図るつもりで「一段階上にいかないと全国では勝てない」と気を引き締める。史上5校目となる3連覇に挑む今大会について、主将の中島潤一郎(3年)は「1回戦から最高の準備をして臨みたい」と話した。【平山連】


