東京オリンピック(五輪)代表の入江陵介(31=イトマン東進)が、53秒43で2位に約2・9秒差を付けて快勝した。予選は55秒43でトップ通過していた。

決勝後に入江は、「比較的いい練習が積めている」と納得の表情。普段とはスタートの形式が異なるなかでも好結果を出し、「いいタイムかなと思う」とうなずいた。

東京五輪では競泳日本選手団の主将を務めた。背泳ぎを主戦場としているが、20日は「人生初」という200メートル自由形にエントリー。「きついと思うけれど、楽しくやりたい。今は水泳を楽しめている。あしたもいいチャレンジをしたい」と明るい表情だった。