前日の1000メートルと同じシーンを見ているようだった。女子1500メートルで1分50秒を切りゴールした高木美帆は両手を上げ、歓喜の表情を見せたかと思えば次の瞬間、頭を抱えた。「目標の50秒を切れてうれしかったのと同時に世界新までもうちょっとだった! というのが入り交じった」。

19年3月、同じリンクで出した世界記録1分49秒83のレースと比較すると最終ラップが当時は30秒18だったのに対し、今回は29秒8。

一方で700メートルと1100メートルのラップは当時よりわずかだが遅く「700通過のラップが前回よりコンマ3秒遅かったので、そこをどう評価するかが難しい。今回は『まとめられたレース』かな。裏を返すと攻めたレースではなかったとも言えます」と分析した。