【カルガリー(カナダ・アルバータ州)10日(日本時間11日)=三須一紀】スピードスケートのW杯前半戦を締めくくるカルガリー大会が開幕し、男子500メートルで村上右磨(28=高堂建設)が日本勢3人目となる33秒台で3位に入った。33秒89の自己ベストで今季初の表彰台。「他の日本人選手が成績が良すぎる中、自分だけが表彰台がない状況は本当に精神的につらかった。ここで1回上がれたので、33秒も自信に明後日のレースに挑みたい」と笑顔で語った。
北京五輪代表枠が3つの日本男子500メートルは群雄割拠の混戦状態。日本記録保持者の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)が今季W杯2勝、森重航(21=専大)が1勝でこの2人も33秒台の記録を持つ。松井大和(24=シリウス)もソルトレークシティーW杯で34秒04の自己ベストをマークし、初優勝を飾った。国内最高記録を持つ村上も黙っているわけにはいかなかった。
左肩のケガや、右ブレードの不調が原因でここまで成績が振るわず「精神的に本当につらかったですよ。1戦1戦、忘れるようにしてここまで来られた」。
男子500メートルの激しい五輪代表争いについて「新浜と森重は代表内定が確実。あと1つを僕と松井、国内で調整している選手で争う。年末の選考会に向けて次のレースでも良いアピールができれば」。2本目の男子500メートルは29歳を迎える誕生日の12日。最高のバースデープレゼントを自らの力でもぎ取りたい。


