Aシードの東海大大阪仰星(大阪第2)が光泉カトリック(滋賀)から8トライを奪い、完封で滑り出した。

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パスをつなぐ。ショートもあれば、オフロードもある。一方で機を見て、縦を尽き、倒されてもそこから極力速く球を出す。「今年、僕たちが目指しているのはノーラック・ラグビー。より速いアタックをするためです」。この日3トライを決めたCTB野中健吾(3年)は言う。OBでもある兄亮志さんは15年度大会の優勝メンバー。「大きな壁だけど、肩を並べたい」との思いがある。だからこそ、みんなで、チームで強くなりたい。

ノーラック・ラグビーはそもそも東海大大阪仰星が目指してきたスタイル。湯浅大智監督(40)は「強豪校はたくさんありますが、伝統校はまた違う。“仰星のような”と形容される代名詞を作りたい」と言う。グラウンドで寝ず、立って、どんどんプレーする。頂点と理想の両方を追いかける。

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