日本女子3人で表彰台独占へ。高校2年の村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)が171・00点の2位、岩渕麗楽(20=バートン)は3位、鬼塚雅(23=星野リゾート)も5位に入り、12人による15日の決勝に勝ち上がった。スロープスタイルとの2冠を狙う首位通過サドフスキシノット(ニュージーランド)らライバル相手に、メダル独占の期待がかかる。男子は大塚健(たける、20=バートン)が2位、国武大晃(19=STANCER)は4位で決勝に進んだ。
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ゼッケン1番の鬼塚が、抽せんで手にした滑走順は1番。「ビッグエアでは1番滑走が多いので、慣れているといえば慣れている」。いきなり80点台のジャンプを決め、2回目よりも3回目73・50点で加点。「鬼門」と不安視した予選を5位通過し「とりあえず、通れて良かった」。安堵(あんど)の笑みがこぼれた。
19歳で出場した平昌五輪では、強風の影響を受け着地失敗など8位。「オリンピックはちょっと嫌いだなと思った」と思わず吐露した。今大会のスロープスタイルではまさかの予選落ち。涙を流してから9日目。「何とか立ち直っているところ」と、2つ目の種目に挑んだ。
決勝でカギを握るのは、予選では温存した大技キャブダブルコーク1260。「これを決めることができれば、メダルはいけるんじゃないかなと思っている」。表彰台への道筋は描けている。【奥岡幹浩】
◆スノーボード・ビッグエア 18年平昌五輪から五輪種目に採用。急斜面を滑走してキッカー(踏み切り台)からジャンプし、空中での技の難度や完成度、着地の出来映えなどを得点化して競う。6人の審判員が採点(1人100点満点)し、上下2人を除いた4人の平均が得点となる。予選、決勝とも3回の試技で高い方から2回の合計得点で順位を決定。


