東レが3-1でパナソニックを退け、2連勝を飾った。先月27日に日本代表セッター藤井直伸(30)がステージ4の胃がんを公表して以来、初のリーグ戦。闘病を続ける主将を励ます白星をつかんだ。試合後には、パナソニックから藤井の完治を願う千羽鶴が贈られた。

2-1で迎えた第4セット。32-31から、最後はミドルブロッカー高橋健太郎(27)のサービスエースで勝負あり。30点台までもつれた接戦を制した。藤井の代役を務めた、大卒1年目のセッター真子康佑(まなご・こうゆう、23)も奮闘。効果的なトスワークで攻撃をけん引し、ファイナルステージ進出ラインとなる3位の座を守った。

18得点のアウトサイドヒッター富田将馬(24=三島市出身、沼津中出)は「(前の試合から)いろいろなことがあったが、一丸となって戦うことができた」と、チームの思いを代弁。篠田歩監督(42)は「お互いにとってファイナルを目指す上では負けられない一戦だったが、勝利できたことは大きかった」とコメントした。

6日も4位パナソニックとの連戦に臨む。「タフな試合になる」と富田。藤井主将の思いも背負って戦い続ける。