ラグビー・静岡ブルーレヴズの現役最年長選手、SH矢富勇毅(37)が、13日のアウェー浦安戦で6試合連続出場を果たす。11日に磐田市内でチームの練習に参加し、同戦のメンバー入りが発表された。これまでの5試合は、先発3試合、途中出場が2試合。計2勝3敗と黒星が先行するが、最下位の浦安と対し、快勝に導きたいところだ。

入団15年目のベテランは、練習から若手を引っ張っている。プレーイングアドバイザーとして技術面などを助言。プレーでも手本を示し、この日の実戦練習では守備陣を突破し、トライを決めた。「チームが攻守で積み上げてきたものが、形になりつつある」と実感を込めた。

浦安戦から今季後半の8試合が始まる。これまでに物足りなかったというスクラムなどの力強さを高めたい。「どのチームにもプレーで圧倒していきたい」と力を込めた。【倉橋徹也】