東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が初日の50メートルバタフライに続き、100メートル自由形でも派遣基準タイムをクリアして2冠達成。53秒83は白血病から復帰後のベストタイムで、学生記録を更新した。そのことがアナウンスされると、観客席に手を振って喜んだ。世界選手権の代表切符をつかめず、涙に暮れた3月の国際大会日本代表選考会から約2カ月。対照的な表情だった。

レース前は「泣きそうになるぐらい緊張した」と振り返るが、スタートを切ると自分の泳ぎに集中した。6冠に輝いた前回アジア大会が行われた18年ごろは「前半から積極的にいってるレースが多かった」と思い出し、果敢に攻めた。最後まで伸びやかなフォームでフィニッシュし、「自分のやってきたことを信じた。記録が出せて良かった」と、にこやかな表情を浮かべた。

最終日は50メートル自由形と100メートルバタフライに出場予定。「明日が2レースあって1番キツイけれど、ここで満足せずに気を引き締めたい」。最後まで力いっぱい泳ぎ切る。

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