横浜キヤノンイーグルスはラインアウトに課題を残して敗れ、試合終了から約2時間半後に他会場の結果でプレーオフ進出(PO=4位以内)を逃した。
9点を追う後半ロスタイム。ラスト1プレーのホーンが鳴ってからも敵陣に攻め込み、粘り強く連続攻撃を仕掛けた。最後はボーナス勝ち点1(7点差以内の敗戦)を得るため、左約30メートルのPGを途中出場の小倉順平が狙ったが、ボールは惜しくも枠をそれた。直後にノーサイドの笛が響く。
沢木敬介監督は「順平(小倉)が入れても外してもね。順平の責任ではないです」と選手をかばいつつ、18回中10回の成功に止まったラインアウトの精度の悪さを指摘した。
「セットピースの安定感のところで、自分たちがリズムに乗れなかった。それが敗因です。ラインアウトが取れないと、無理なんですよ。今のラグビーでは、そこから攻撃が始まる。我々コーチが、ラインアウトを落とし込むことができなかった。そこに尽きる」
試合終了時点ではPO出場圏内の4位トヨタとは勝ち点5差の6位と、まだ数字上の可能性を残していた。
だが、その後に行われたBL東京-東京SG戦で、BL東京が勝利して4位浮上。残り1試合で4位との勝ち点差が8に開き、POの可能性が消えた。
日本代表SO田村優は「うまくいけば勝てたかな、というのはありますけど。そんなに甘くはない。神戸にチームとしての勢いを感じました」。沢木監督も「負けたからといって、沈んでいるチームにはなりたくない」とキッパリ。
最終節(8日)は最下位の東葛(NEC)と大分で対戦する。


