カーリングの世界ジュニア選手権は22日にスウェーデンで決勝が行われ、女子日本代表として23年ぶりに決勝に進出したSC軽井沢クラブジュニアが、初優勝を飾った。

21歳以下の若手選手による世界一決定戦。決勝で地元のスウェーデンを7-4で下した。カーリング日本代表の単独チームが世界一となるのは、男女や世代別を問わず全カテゴリーにおいて史上初めての快挙となった。

一夜明けた23日、選手から喜びの声が届いた。(ポジションは決勝の布陣)

◆リード・スキップ山本冴(21) 「私にとって最後のジュニアでずっと叶えたかった夢を叶えることができて本当に嬉しいです。たくさんの応援ありがとうございました」

◆セカンド上野結生(19) 「最後まで全力でプレーすることができました。たくさんの応援ありがとうございました」

◆サード三浦由唯菜(17) 「どの試合も楽しく笑顔で戦うことができました。優勝できてとても嬉しいです。応援ありがとうございました!」

◆フォース上野美優(21) 「今シーズンのチーム目標であった世界ジュニア優勝を果たすことが出来て本当に嬉しいです」

◆リザーブ荻原詠理(19) 「最後まで一緒に戦い抜くことが出来て本当に嬉しいです。沢山の温かいお言葉と応援ありがとうございました」

世界ジュニア選手権では、今大会で同行した小笠原歩コーチや、日本選手権に出場中の船山弓枝(フォルティウス)らがメンバーだったシムソンズが、98、99年に獲得した銀メダルを超えた。

他国との混成チームでは、16年ユース五輪混合ダブルスで松沢弥子がスイス選手とペアを組んで金メダルを獲得している。