SC軽井沢クが、昨年まで3連覇中のコンサドーレに1点差で競り勝ち、2連勝した。3点ビハインドで迎えた第8エンド、スキップ柳沢李空(20)が最終ショットで石が密集したハウス中央にストーンをつけ一挙4点を奪取。6-5と逆転に成功すると、6-6に追いつかれた直後の最終10エンドも、後攻で確実に1点を加え、勝ちきった。

チーム最年長で18年平昌五輪出場のサード山口剛史(37)は「僕らは王座を持ち帰るという思いでここに来ている。コンサドーレさんとはこの3年間、勝ったことがなかった。いい勝負ができた。強いチームに勝てて良かった」と喜んだ。

世界ジュニア選手権(スウェーデン)では、女子日本代表として23年ぶりに決勝進出したSC軽井沢クラブジュニアが初優勝。世界一になった“妹分”の活躍に山口は「ジュニアも頑張り、日本選手権には男女で出ている。いろんなカテゴリーでみんな結果が出てきて、うれしい」と話した。