北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが、スキップ藤沢五月(31)のバースデー勝利に向け、スタートを切った。

後攻の第1エンド(E)、藤沢の31歳最初のショットは、サード吉田知那美(30)の「ちょいぎりかなあ」という指示のもとに投じた。ハウス内の相手ストーン2つはじきにいったが、微妙にずれて、1つを残してしまった。同E最終ショットも、ハウス中央左を狙ったドローショットが奥に抜けてしまい、1点止まりに終わった。

22日の初戦は世界選手権出場の中部電力相手に第5Eまで3-4と1点ビハインドも7Eから4連続得点で7-4、続くチーム広島戦は第7Eまでに7点差をつけ8-1と連勝スタート。試合のなかった23日は夜の調整で戦術を確認し、ひと息入れて臨んだリスタートの3戦目は、珍しく、やや苦しい序盤となった。