前年準優勝の常呂ジュニアが1次リーグ最終戦で敗れ、通算4勝4敗の5位となり決勝トーナメント進出を逃した。

今大会での常呂ジュニアは、本来ならセカンド務める前田拓紀が急きょ欠場。そうした中でも、チームは懸命に戦った。

兄でスキップの前田拓海は「プレーオフに上がれず残念だが、楽しい1週間だった。(中原)亜星が普段やっていないセカンドで頑張り、(中原)太亜はリードでよくスイープしてくれた」と振り返った。来シーズンへ向けて「また一から出直したい」と巻き返しを誓った。

すでに1位通過を決めていたSC軽井沢クは、通算8戦全勝で1次リーグを終えた。

通算7勝1敗の札幌国際大が2位で、6勝1敗のコンサドーレが3位。

最終戦でチーム石村(エスポワール)を退けて4勝4敗とした北見協会(キットカーリングクラブ)が、26日の常呂ジュニアとの直接対決の結果から4位に。ワイルドカードからの決勝トーナメント進出を決めた。

◆日本選手権決勝トーナメント 変則方式で行われる。まずはプレーオフとして、1次リーグの1位チームが同2位チームと、同3位チームは同4位チームと対戦。1位対2位の勝者はストレートで決勝進出が決定。敗れたほうは、3位対4位の勝者と準決勝を戦う。