東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子元会長(57)が6日、札幌市大倉山ジャンプ競技場の視察に訪れた。札幌市が招致を目指している30年冬季五輪の会場として計画されており、秋元克広札幌市長らと施設を見学した。

この日は札幌市長杯大倉山サマージャンプが開催。橋本元会長は表彰式のプレゼンターも務めた。最後に「2030札幌冬季大会を何としても勝ち取りたい。そのための活動をしている。札幌を世界に発信するためにも2030招致を応援してもらえたら」とマイクであいさつしていた。

大会には入場無料の効果もあり、約1300人が来場した。同市は招致に向けた市民の機運醸成のため、PRブースを設置。北京五輪・パラリンピックのアスリートがプリントされたうちわの配布などを行い、招致活動についての呼びかけをしていた。